ーーー本編スタート♪ーーー
今回は現場の経験をもとにお話ししていこうと思います。
実はアタクシ、水質管理の仕事をしておりまして、ある施設の水をキレイにするためにどういう方法を取るべきか、ということを現場で実験しながら結果を出していく、という事を、もう25年近くやっとります。
その際、科学者が出している様々な論文があるんですが、、、残念ながら現場ではほとんど役に立ちません。おそらく、20%くらいしか使えません。これは理由があって科学者は実験から不確定要素を排除するので、現場での不均質な汚水には単純に適用できません。これは致し方ありません。
なので、アタクシは最近は特に論文は参考にせず、自分の経験則から導かれる仮説を元に調整しております。しかし、ここでアタクシの考える仮説の正解率はおよそ50%。シュレーディンガーの猫が笑っておりますw
なんだ!やっぱりプロでも50%かよ!と思われるかもしれませんが、まぁ控えめに言ってますw
さりとて、お客さんからは100%の正解を求められていますから、これを何とかする方法論が必要です。
そこでアタクシが取る方法は、、、
例えば、水質を良くするために酸素供給量を50%増やせばよい、と考えた場合、実際の調整では25%増やします。
しばらく状態を確認し、悪くなってくるようであれば即停止、良くなってきていれば継続、良くなってきているが思ったほどではないとなれば更に増やすんですが、そのときは12.5%にします。更に次は6.25%と実験を続けます。
これは誰に教わったわけでもなく、いつからか自然にやっていたんですが、これで大体80~90%うまくいくんです。
残りの10%は、完全に見込み違いで例えば『とんでもない強い洗剤が流れてきていた』とかの完全に見えない部分で、それも最近はあらかじめそういうことがなかったか確認するようになりました。
後に知ったんですが、それは半量調整といって、航空機の操縦技術にもあるんだとか。
で、これを経済対策にも適用すればいいんじゃないの?!と。
ここからは国家レベルの事業になりますが、
町村などの小さい自治体に、なるべく民間上がりの実務役を送り込んで経済対策のご意見番にする。そこでデータを取りつつ、実績のあった者を市に吸い上げ、市で実績を出したら県、そして更に国政へ、という具合にしていく。実績は10年くらいを見て育てながら行うので、30歳くらいから始めて国のご意見番になるのが60歳くらい。
アタクシが色々な人と話した結果、大体60歳前後くらいで知性が身につくようなので、ここから5年くらい国政のご意見番として働いてもらってめでたく定年。
定年後は、後進の育成のために町村に配属された実務役の相談役として元気なうちは頑張ってもらう。
勿論、癒着とかデータ改ざんとか最近の日本人はほとほと信用できないので、政府が金は出すけど口は出さない第三者機関に監視させる。ここに経済学者を置いて勉強させるのも手。
このシステムを確立すれば、50%の確率でしかない経済学が経験や実績を元にした現場主義に代わり、おそらく80%くらいまでは上がるのではないか、とアタクシは予測しております。
こういう人たちが、『いやぁさすがに今回のリーマンショックは・・・』と言っても、さすがにしょうがないよねぇ、と思えるんであって、
今の経済学者が言うと、どうせアンタはうまくいかなかったら屁理屈で誤魔化すつもりなんでしょwwwとw
コホン
やや興奮しすぎましたが、経済学者は上がってくるデータを精査するのが仕事ですから本来の仕事に戻れるし、現場では現場主義に主導されるのでよくある議員のコネでやりたい放題な利権体質も刷新されると思います。
唯一不安なのは、このシステム自体が利権になってまたもや天下り機関にならないか、が心配ですが、ここは発案者であるアタクシの意見を尊重して、この件に関しては『切腹システム!』を採用すればよいのではないか、と思っております。
というわけで、
経済については現場主義を取るために30年掛けてシステムを構築していくのがよいと思いますb
多分、利権体質ムラ社会のムラビトたちからは、絶対反対と言われることでしょう。。。w
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